さて皆さんは、ヨガを実践されたことはあるだろうか?ヨガは、一般的に健康状態や認知機能を向上させ、精神的な悩みを克服するのに役立つ、と複数の科学的研究によって証明されつつある。マサチューセッツ総合病院およびハーバード大学医学部に付属するジョナサン・グリーンバーグ博士によると、ヨガは摂食障害、うつ病、不安症、不眠症を改善する可能性がある、とのこと。

その理由は、ヨガを実践することによって、自制心を高めることができるからだろう。さらに興味深いことに、グリーンバーグ博士は、毎週ヨガを練習する人は幸福感と自制心を持っている、という事実を発見している。幸福感と自制心は、多くのシーンや場面において必要とされるが、そのうちのひとつが意外にも「ギャンブル」なのだ。

ヨガとポーカーフェイス

ポーカーをプレイする人にとって、「嘘をついているのがすぐわかる」と言われるのは最も腹の立つ侮辱になるかもしれない。ギャンブルには、人生の他の多くのことと同様に、才能、先見性、少しばかりの運、そして自制心が必要になる。しかし、人によっては、不安や精神疾患と思われる身体的兆候が出やすい人もいるだろう。そんな正直タイプの人にお勧めできるのが、ずばりヨガだ。ハーバード大学医学部の研究によると、ヨガはストレス反応をコントロールし、その症状を完全に誤魔化すことができる、とされている。

また、ユタ大学の研究によると、ヨガはストレスに対する個人の感受性を低下させる可能性があるそうだ。そして、ヨガが身体に与える精神的な影響を研究していく中で、科学者たちはある想定外の事実も発見した。それは、心配性の人ほど不快感を感じやすい、という研究結果だ。しかし、自制心を整えてくれるヨガを実践すれば、問題を根本から解決することができ、そもそも感情を隠す必要がなくなるかもしれないだろう。

ヨガは勝利を手助けしてくれる?

当然ながら、ギャンブルのためだけにヨガをする人にとって重要なことは、ヨガのエクササイズによって本当にギャンブルの勝負に効果があるかどうかという点だろう。これは、プレイするギャンブルゲームの種類によって異なる、というのが答えだ。例えば、認知的な適性や論理ではなく、完全に偶然性に依存するギャンブルゲームに参加すると、リスクテイカーは必ずと言っていいほど失敗することになるだろう。しかし一方で、ギャンブルゲームの中には、冷静さを保ち、注意力と感情で勝負する能力が求められるものもある。

例えば、ポーカーだ。ポーカーでは、相手の心理をよく把握する必要がある。ハーバード大学にて心理学を専門に研究するマリア・コンニコワ博士によると、ポーカーで勝つためには心理学が重要だと主張する。

また、ポーカーはたいていの場合、男性優位のゲームだ。女性がポーカーテーブルで挑戦的なアクションを起こすと、大半の男性はそれを男らしさへの侮辱と勘違いし、ひどい判断を下す、とコンニコワ博士は説明している。このようなミスを避けるうえで、特にお金が絡む場面では、ヨガが役立つかもしれない。

まとめ

ギャンブルに勝ちたいと思う気持ちはもっともだが、まずは、賭けで必要不可欠となる自制心を身につけることに集中しなければならない。ヨガを実践することは、理由もわからずにギャンブルへの衝動に駆り立てられる心配性のゲーマーにとっては、理想的なアクティビティとなるだろう。ヨガ流の瞑想によって、精神的な強さ、回復力、そして最終的には決してブレない判断力を身につけ、継続的に勝利できるギャンブラーになれるか、あるいは少なくとも自分の判断に満足できるようになるだろう。